旧吹屋小学校校舎保存修理工事②
みなさんこんにちは。明日9/10(土)は旧吹屋小学校の修理現場一般公開です。
解体工程の現場公開は今回で最後ですので、ぜひお越しくださいね。
明日、現場に足を踏み入れると、見渡す限りの柱や梁や壁の部材に「札」が貼られていることに気が付くと思います。
これは「番付札」というものです。
文化財建造物の保存修理では、既存部材は元の形で元の位置に戻す原則があります。
そのため各部材には、解体前に位置や向きを記した「番付札」を貼りつけておきます。
旧吹屋小学校は、床面積1300平米程もある大きな建物ですが、建物を構成するほとんど全ての部材にこの「番付札」を貼り付けてあります。
大工さんはこの札を頼りに、ばらばらに解体した校舎を元通りに組み立てていきます。
<第4回 修理現場公開>
場所 :岡山県高梁市吹屋1290番1 旧吹屋小学校
日時 :平成28年9月10日(土曜日)10時00分~14時30分(30分ごと)
※14時30分が最終の回となります。
詳しくはこちらの高梁市役所HPをご覧ください。